2012年6月29日金曜日

巻き貝 is No.1

世界各国、それぞれの国で縁起がいいとされるものが違うのって、おもしろいですよね。



今年の2月にプノンペンの「REHAB CRAFT CAMBODIA」を訪れた時に、日本でも人気が出そうなアイテムを探す中で、手作りのシルバーアクセサリーに目がとまりました。



作るのに技術と時間が必要とされ、さらに材料費が上がっているとのことで、置いてある数は少なかったんですが、やさしい丸みをもったオリジナルのデザインには魅かれるものがありました。



その中に『巻き貝の殻』を使ったシリーズがあるんですが、スタッフのナレッさんによると「これはナンバーワンを表していて、カンボジアではとても縁起がいいものです」とのこと。



ボクはクメール語もクメール文字もまったく分らないので最初は「?」となっていたんですが、ナレッさんに「クメール文字の数字の1に似てるでしょ?」と言われてようやくピンと来て、財布からカンボジアのお金・リエルのお札を出してみました・・・



指輪のすぐ下に書かれているのがクメール数字の「100」



あー!確かに、似てる!このクルッとなってるやつ。なるほどー。確かに「1」ですね。



おそらく、巻き貝の「フタ」にあたる部分を削って使っていると思われるんですが、シルバーの部分との間に隙間ができないように作るのが難しいとのことでした。



ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン・・・なんて歌もありましたが、どちらにしても「1」という数字がお好きな方は多いのではないでしょうか。



各1~2点しか在庫がなく、リングも大きめのものしかありませんが、男性にもよく似合うデザインですので、ぜひ店頭でご覧になってください。価格はいずれも3,000円前後です。



もちろん、日本では当店だけの取り扱いですよ~。

2012年6月25日月曜日

小物をいくつか

先日より、新たにシャンティ国際ボランティア会さんのフェアトレード手工芸品部門「クラフト・エイド」の商品を取り扱わせていただけることになりました。



その商品の中の一つがこちら、タイにある児童養護施設・希望の家の男の子たちが木とココナツの殻で手作りしている『おばけキーホルダー』。


素朴でめっちゃかわいい・・・


どことなくティム・バートン風

1997年に大森絹子さんという日本人女性とタイ人のご夫婦によって設立された希望の家・HOUSE OF HOPEは、HIVや麻薬中毒などで両親が亡くなった子どもたちを保護し教育の機会を提供する、一つの大きなファミリーのようなアットホームな施設。



主に日本の有志からの寄付金によって、決して余裕があるとは言えない状況で運営されていますので、こういった製品の売り上げも子どもたちの生活環境向上のための貴重な収入になるとともに、自分たちのことは自分たちで、という自立心と責任感を養うことにもつながります。



作った子の名前が彫ってあるので(タイの文字なのでボクには読めませんが・・・)、購入が支援になっている実感も感じられますね。



1つ税込300円。車内のアクセサリーやプレゼントなどにぜひ。



他にも、同じくクラフト・エイドさんからアフガニスタンの貧困家庭の女性の収入となるきれいなラピスラズリを使ったストラップ(税込1,500円)3種と、クラフトリンク(シャプラニール)さんのジュート製のかわいい天使のオーナメント(税込150円)などを新入荷してますので、よろしくお願いします!

2012年6月21日木曜日

アフリカン・パーカッション

お客様が、お知り合いの福岡のアフリカン・パーカッション・グループ「FOLIKAN フォリカン」さんが長崎でライブをされるということで、ご案内をお持ちくださいました。


コスチュームがもう陽気そう(笑)


7月5日長崎市万屋町にあるクラブハウス「@ORB(旧Ayer’s Rock」にて開場19:30開演20:00。料金は1ドリンク付き2000円で、小学生以下は無料!お子さんと一緒に体感するのもいいかも知れませんね。



当店では楽器は扱っていませんが、フェアトレードのコーヒーやチョコレート、シアバターを通してまだまだ深刻な問題を多く抱えているアフリカの各国の現状を知るにつけ、国境・民族を越えた理解や協力がもっともっと必要だと感じます。


人々を隔てる国や言葉といったものを軽々と越える音楽には、そのヒントがあるのかも。



きっと情熱的なリズムで夏を先取りしてアツくなれると思いますので、ご興味が湧いてきた方は、ぜひ足をお運びになってください。

2012年6月17日日曜日

リサイクルバッグの新作到着!


当店が直接の販売支援を行っているカンボジアのNGO「REHAB CRAFT CAMBODIA」から、現地で養殖魚の飼料やセメントなどを入れるのに使われている丈夫なビニール系素材ポリプロピレン製の袋を再利用して作るオシャレなリサイクルバッグの新作&追加オーダー分が届きました!



新作のスポーツバッグと左右のポケットが特徴のトートタイプ。他にもいろいろあります!


写真の商品以外にもメッセンジャーバッグタイプやハンドバッグサイズのもの、持ち手が長くて肩にもかけられる大きめのショッピングバッグなどなど、色・柄・デザインも増えました。


もともとの袋に描かれているデザインを活かして作られ、まったく同じものは二つとありません。軽くて水に強いのも特徴。そして当然ながら、エコですよね。




実は今、人気の高さに加えて素材が入手しやすいということもあって、カンボジアではこのリサイクル素材のバッグが様々なところで作られ売られていていますが、必然的に、一見同じに見えて作りが非常に粗い粗悪品も多く出回っています。




当店のパートナー「リハブ・クラフト・カンボジア」は企画・製造・販売の全てが障害をもつ方のみで運営されているWFTO(世界フェアトレード機構)認定の信頼あるNGOで、もともとシルクや綿のバッグ類を作ってきた長い実績があるのでデザインと縫製技術の高さは間違いなく、どのバッグも内ポケットがあるなどとても丁寧に作られています。



写真のスポーツバッグは税込3,980円ですが他は全て2,000円台とお手ごろな価格でご用意してますので、ぜひご来店の上お手に取ってご覧になってください。

2012年6月14日木曜日

「マシンガン・プリーチャー」

定休日だった昨日、久しぶりに映画館へ行き、ずっと観たいと思っていた「マシンガン・プリーチャー」を鑑賞してきたんですが、いろいろなことを考えさせられ、そして感じさせてくれる映画でした。


Based on True Story


この映画は、サム・チルダースという人物の「実話」を描いています。




ペンシルバニアの白人貧困層に生まれ育ち、若い頃から麻薬売買や強盗を繰り返し自身も麻薬常用者だった札付きのワル、サム(演じるのは「オペラ座の怪人」のジェラルド・バトラー)。


信仰と家族愛に目覚めて更生し、生活も安定してきた頃、住宅建設のボランティアとして内戦が続くウガンダを訪れたサムは、南スーダンとの国境周辺で住民の虐殺を繰り返す狂信的ゲリラ・LRAの存在と、多くの子どもたちがその犠牲となっていることを知ります。


自分に何かできることはないか、と考えたサムは帰国後、貧しい人たちでも気軽に通える教会を地元に建て、そして再びウガンダへ戻り国境近くに孤児院の建設を始めるも、そこへもLRAの襲撃が。


子どもたちを守るためについに自らも銃を手にして戦闘に身を投じLRAに対して容赦なく引き金を引くサム。しかし繰り返される悲劇への無力感や周囲の無関心、銃口を向ける相手もまた少年兵であることへのジレンマから次第にイラ立ち、そして自分を見失っていく・・・





2時間で話がとんとんと進んで行くのでよけいに信じ難く感じる方もいるかも知れませんが、多少の時間的な前後はあるものの、劇中で起こることはほぼ真実であるとのこと。




ボクはこの映画について知るまで、サム・チルダースという人のことは知りませんでした。

ルワンダの虐殺についての本を読む中で、ウガンダの現状の一つとしてLRAというゲリラと内戦状態にあることは知っていましたが、LRAがこれほどまでの虐殺や少年兵への洗脳・強要、児童の性的搾取を行う組織だとも知りませんでした。



知らないと何も始まりませんよね。

そういう意味ではこの作品はボクにとって、そしておそらく「世界をもっと知りたい」と思っている多くの方にとって、価値のある映画だと思います。




「自分のやっていることを正当化するためにあれこれ言うつもりはない。ただ、仮にあなたの家族がテロリストに誘拐されたとして、オレがそれを無事に救出してやると約束したとしよう。その時、あなたはオレに手段を問うかい?」

こう語るサム・チルダースの活動には当然ながら賛否両論があり、映画の中でも何か結論が出る訳でもありません。


それでも彼が困難な状況にある多くの人のために信念をもって全てをなげうち文字通り「命がけ」の行動を起こし、大勢の子どもたちの生命を守り、笑顔を取り戻してきたのは事実。




自分だったらどうするか。

違う方法があるとすれば、それは何か。

今の自分にできることがあるとすれば、なんだろう。




きっと何か考え、得るものがある映画だと思います。

長崎ではユナイテッドシネマ長崎で6/18まで上映中、8/3にはDVDが発売予定のようです。ぜひ。

2012年6月10日日曜日

限定4足

最初からかかとをつぶしてあるスリッパのような独特のスタイルのモロッコの伝統的なシューズ「バブーシュ」。


デザインの面白さと履きやすさ、そしてバリエーションの多さで日本でも人気急上昇中のこのバブーシュを、インドの革職人さんがハンドメイドで縫い上げたシサムコウボウさんのオリジナル・コレクションを入荷しました。


レディス(24cm)とメンズ(26cm)、各2種類です。


ただし、今回当店が入荷したものは『訳アリ品』。


ちょっとした汚れ・キズがあったことで通常出荷されなかったものを今回シサムコウボウさんが特別に出荷してくださると聞いて、すぐにお願いしました!


まっさらな靴でも、履いてたらすぐ汚れとかついちゃいますからね。もちろん、使用に支障のあるような縫い目のホツレや穴はありません。




つま先にステッチのあるタイプと履き口の周囲がステッチされているタイプの2種類で各メンズ・レディス1足ずつの限定4足。牛革製で、つま先の丸いベルベルスタイルです。


通常品は税込5,880円なんですが、今回の訳アリ品はもちろんお買い得な特別価格。でもちょっとココでは言えないので・・・気になられた方はぜひ店頭で商品のコンディションとお値段をご確認ください。





ちなみにボクは、3ヶ月ほど前に1足購入して店頭でも時々履いていますが、自分の足になじんでくる革製品の楽しさを実感しています。

レザー用クリームで何度か手入れしたので、味も出てきつつあります。





でも訳アリ品が蔵出しされるのが分ってれば買わずに待ってたんだけどなぁ(笑)

2012年6月8日金曜日

スキッピー!

本日の午前中のことですが、無事NBCラジオさんの生中継が終了しました。



取材に来てくださった「スキッピー」のあゆみさん(右)とさくらこさん(左)

無事と言っても、やはり慣れていないので上手く話せませんでしたが(笑)、こういった放送・取材を通じてフェアトレードという言葉が一人でも多くの方に浸透すれば嬉しいです。



「今日の放送をCDにしてお送りしましょうか?」と言っていただいたんですが、自分が緊張しながら話してるのを改めて聞き直すなんて恥ずかしくてとてもできないので、丁重にお断りいたしました(笑)

2012年6月7日木曜日

明日なのですが

今日先ほどNBCラジオさんから取材依頼のお電話がありまして、急なんですが明日8日の金曜日、午前10時20分くらいから生中継してくださるそうです~


5分くらいで当店を紹介してくださるそうですが、生放送でインタビューもあるということで、緊張しますね~



この時間にラジオをお聴きになれる環境の方は、よろしければチェックしてみてください。


緊張して何をしゃべってるか分からなかったらすみません(笑)




もちろん営業は通常通りですので、10時開店で皆さまのご来店をお待ちしております。

2012年6月3日日曜日

本日掲載!

長崎新聞・日曜版「とっとって」の本日号の『街コレ』のコーナーで当店を紹介していただいております。


え?下の「わんにゃんメモリー」の方が気になる?(笑)

店内の様子がわかる写真と地図、当店連絡先などが載ってますので、長崎新聞をとっていらっしゃる方はぜひチェックしていただけると嬉しいです。



P.S.ご好評の「カレーの壷」、商品リニューアル(増量)に伴って一時欠品しておりましたが、お値段そのままで約20%増量となった新しい220gで「チキン用」「シーフード用」「やさい用」の3種類すべて入荷しております。

先日「シーフード用」を付属のレシピ通りの分量でヨーグルトと混ぜてチキンを漬け込んでグリルして食べたのですが、美味しかったですよ~

「○○用」というのはあまり関係なく、どれも万能に使えます。ただし「チキン用」は本格的な辛さなのでご注意を!

2012年6月2日土曜日

google map に出るようになりました~

出かける時に目的地や周辺情報を事前に調べたり、外出先で地図を確認したりするのにすごく便利でボクもよく使う『google map』。


1週間ほど前に「雑貨屋」として登録の希望を出したところ、昨日反映されました~


→ こちらをクリックしてみてください 「長与 雑貨屋」on google map


ちょっと試してみたとろ、google検索の場合は「長崎 雑貨屋」で検索すると右側に表示されるgoogle mapをクリックして少し長与方面にスクロールするか、もしくは最初からgoogle map上の検索で「長与 雑貨屋」で検索すると、はい、ちゃんと出てます出てます(笑)



なんというか、「全国デビュー」って感じでちょっとテンションあがりますね・・・まぁ県外の方が長崎の雑貨屋さんを検索することはあんまりないと思いますけど(笑)


ご来店の際の住所・道順のご確認に活用していただけましたら幸いです。



余談ですが・・・

オンラインでこの登録申請の作業をしていたのが夜中の1時頃だったんですが、最後に「最終確認の方法」として「電話で」と「メールで」の2通りがあり、なんとなく電話の方が早そうだと思って「電話で」を選んで申請を送信したところ、その直後に店の電話が鳴り出しました!


夜中だったのでビックリして受話器を取ると、「これで確認完了です。登録番号は・・・」と自動音声が。


てっきり、申請内容を確認したあとにgoogleの「中の人」から後日確認の電話があるものだと思ってたので、シーンとした店内に突然電話が響き渡った時は心臓が止まるかと思いました・・・。


さすがgoogle、ハイテクです(笑)