2013年2月28日木曜日

NAGASAKI Press

早いもので、今日で2月も終わりですね。陽気も春らしくなってきて、長崎は昨日今日と上着が要らないほどの暖かさで、ドライブや散歩にぴったりの晴天続きで気持ちがいいです。


そんなお出かけの際に参考になってとっても便利で人気なのが、長崎のローカル月刊誌『NAGASAKI Press』。今週発売になったその3月号の特集「HOLIDAY ESCAPES」の中で、当店を紹介していただきました!

カンボジア製のシルクのテディベア、通称シルクマ君の写真も(笑)

「大人のさんぽ、まちあるき。」をテーマにしたこの特集の長与町エリアの紹介ページにおなじみの燻製工房・薫助さんや長与オリーブ園さん、雑貨のki:iroさんと一緒に掲載されています。


今月号は特集ページ以外でも、個人的に行ってみたくなった雑貨屋さん、カフェ、レストラン、BARなんかが特にたくさん載っていました。お出かけがお好きな方にとってはこれで380円ならお買い得!ぜひ書店・コンビニでお求めください~



なお、当店は長崎新聞日曜版「とっとって」3月17日号の長崎県内のフェアトレードのお店の特集でも掲載していただく予定となっておりますので、ぜひお見逃しなく!もちろん掲載されましたらこちらのブログにアップいたします♪

2013年2月24日日曜日

「ゼロ・ダーク・サーティ」

明日25日はいよいよアカデミー賞の発表ですね!


まぁ、審査対象として申請できるのが各配給会社1作品のため「グラン・トリノ」のような名作が対象から外されたりするようなこともありますし、映画の好みは人それぞれですから映画好きの人にとってアカデミー賞はあくまで参考程度だとは思いますが、それでもやはり気になるところ。


そのアカデミー賞の作品賞他4部門にノミネートされているポリティカル・サスペンス「ゼロ・ダーク・サーティ」を鑑賞してきました。

とりあえず「編集賞」は受賞するんじゃないかなぁ・・

この作品は、関係者の証言を基に、911アメリカ同時多発テロの首謀者オサマ・ビンラディン暗殺作戦の裏にその所在を10年間追い続けたCIAの女性エージェントの執念があった、という事実を描いた物語。


監督が「ハート・ロッカー」のキャスリーン・ビグローということで、アメリカを正義の味方のように感傷的に描くかと不安もありましたが、今回は事実を淡々と追うような演出で、緊張感とリアリティがあってなかなか見応えのある映画でした。


しかし、だからこそ、一人のテロリストを殺すのに専属チーム(実際には映画よりさらに規模が大きかったそうです)が膨大な予算・設備、そして10年という月日を費やし、自国の大義のために容疑者の権利や他国の主権を侵害するアメリカという国は、やっぱりどうかしちゃってるよ、というのも改めて感じました。



情報提供者に1台数千万円のランボルギーニをポーンとプレゼントし、1機でたぶん100億円以上するステルス・ヘリを墜落させといて機密保持のために平気で爆破しちゃいます・・・



もちろん、平和と治安の維持に軍事費・国防費は必要ですし、その額はどのくらいが妥当でどのくらいなら多過ぎるかは意見が分かれるところでしょう。


しかし、一人の男をその家族や子どもたちの目の前で射殺し新たな憎しみの連鎖を生むのにそれだけのお金、人、時間を使うなら、テロの要因となる貧困や格差、教育の不足を解消するのにもっと使ってもいいんじゃないかなぁ・・・。

左胸にポチっとある「点」が“AID BUDGET”

ちょうど、当店取り扱いのフェアトレードTシャツの中に、そんなメッセージをデザイン化したものがありました。薬物依存だった元ストリート・チルドレンの少年たちにTシャツを作る作業を通して働くことや社会生活を学んでもらい、その自立を支援する『JUSTEES』の“Aid/Defense”。


世界で使われている莫大な「国防費」とそれに対してごくわずかの「人道支援予算」を、血のシミの大小で象徴的に表しています。



すべてのデザインに社会的メッセージを込めてあるJUSTEESのスタイリッシュなTシャツはメンズ・レディスともに税込2480円、日本では当店のみの取り扱いです。これからの季節にぜひ!



余談ですが“ゼロ・ダーク・サーティ”とは暗殺作戦が決行された時刻である午前0時30分を表す軍事用語のことだそうです。

2013年2月17日日曜日

フエルトアニマル再入荷!

お待たせしました!大好評でしばらくの間ほとんどが品切れしていたケニア・マトマイニ孤児院のフエルトぬいぐるみアニマルの追加入荷がありました~

カラフルなのとナチュラルカラー、どちらもそれぞれいいですね~

マトマイニを運営されている菊本さんがテレビで取り上げられたこともあってさらに人気が高まり現地でも生産が間に合わないほどとのことで、残念ながらほとんどが各1点のみの入荷です。


さらに、現在は1800円~というお値段ですが、円安や製造・輸送等のコスト増加のためどうやら今後値上げ必至のようですので、ぜひお早めにお求めいただくことをオススメいたします。



尚、当店は現在まだ原則として通信販売は行っておりませんので、ご遠方の方でマトマイニのぬいぐるみ購入をご希望の方は、マトマイニでボランティアを行った経験があり現在も支援を続けている輸入元の女性有志グループ「タバサム・ザ・ワトト」およびその直販部門「アサンテ・カービオ」へ直接お問い合わせいただければと思います。



今回ぬいぐるみの他にも、イタリアのデザイナーとケニアの革職人のコラボレーションで作られる「アフリカン・リリー」のオシャレなレザーポーチや財布、キーリングも入荷していまして、これらすべての売上の一部がタバサム・ザ・ワトトを通じてマトマイニ孤児院へと寄付されます。



ぜひ店頭でお手にとってみてください。くれぐれも、お早めに・・・

2013年2月8日金曜日

地産地消

今朝、ご近所の魚屋さん「マルミ海山」さんで、新鮮な大村湾産殻付き牡蠣を買ってきました。1.6kgでなんと1000円!今が旬のこの牡蠣、焼いたり蒸したりはもちろん、生でも美味しくいただけるとのこと。

数えたら29個もありました

こちらのお店は、以前このブログでもご紹介した人気の「燻製工房・薫助」のオーナーさんのご実家。薫助さんの牡蠣の燻製が大好評なのも納得ですね~。


地産地消、特に旬のものを食べるというのは、地域の活性化にもなりますし、無駄な食糧の輸入および廃棄の削減にもつながり、保存料などの添加物に頼らなくてもよくなるなど、イイコトいっぱい。



まぁ、何よりも、旬の『じげもん(地元のもの)』はとにかく新鮮で美味しいですし!



フェアトレードの食品はすべて輸入品、もしくは輸入原料を使用して日本国内で生産されたものになりますが、コーヒーや紅茶、チョコレート、オリーブなど、ほとんどが基本的にどれもその国・地域ならではの特産品で、日本ではもともと輸入が必要な製品。


しかし、日本の食品輸入全体を見ると、「価格が安い」「オールシーズンいつでも食べられる」「店頭で品切れさせないために実際の需要以上に必要」といった理由から、本来国内で生産・収穫できるものまで輸入しているのが実状です。


そしてその結果、昭和30年代には75%以上だった食料自給率は現在40%を切り、それだけ輸入に頼りながら、年間で約1900万トンの食糧を廃棄しています(平成21年の数字)。



これはWFP(国連世界食糧計画)が飢餓・貧困に苦しむ世界中の人々に支援している年間の食糧量の実に2倍以上・・・そして、輸入食料に圧されて国内の農業・漁業は衰退し従事されている方も減っていく一方です。


世界の人口が増加の一途をたどり食糧価格が高騰する可能性も高い中、農業・漁業が衰退していくことが招く結果は、決して明るい未来ではないですよね、きっと。



と、ちょっとリクツっぽくなりましたが、とにかく、どちらの県でもそれぞれの旬の『じげもん』は新鮮で美味しいですから(2回目)、ぜひ、フードマイレージも少なく、地元の生産者の方々を「食べて応援」できる地産地消は普段から意識したいですね。



カニや牡蠣、貝類が特にお好きな方は、当店お立ち寄りの際はぜひ「マルミ海山」さんへもどうぞ~


そしてお刺身やクジラがお好きな方には、当店のご近所にもう一軒オススメの鮮魚店「うら川」さんもございます♪