毎年言ってますけど(笑)、当店もボク個人もこむぎも、一切の宗教・政党に帰属しませんので毎年店内はまったくクリスマスっぽくはありませんでしたが、今年は一つだけ、廃材で作ったクリスマスツリーを看板につけてました。
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キリッ! |
小さい子供たちにとっては純粋に楽しみなイベントですから、店の前を通る子供たちがこれを見てちょっと嬉しくなってくれればとの思いからでしたが、英語が分かるくらいの子供や大人には、読んでもらいたいメッセージも込めてました。
メッセージと言っても皆さまご存知のあの名曲のタイトルですけど、このタイトルだけでも、考えるきっかけを与えてくれますよね。
クリスマスを楽しめることを感謝し、わたしたちには当たり前のことも知らずに寒さや飢えに震える人たちがいることを思い出す日であってもいいし、それを思い出させる店があってもいいでしょ?
さて、今年ももう間もなく終わりですが、年内は29日までの営業で、当日は16時に閉店させていただきます。新年は1月4日からですので、どうぞよろしくお願いいたします。
昨日は定休日で、長崎歴史文化博物館に「ダウン症の女流書家 金澤翔子展」に行ってきました!
小柄な体のどこからこれほどのエネルギーが出てくるのかと驚かされる力強いものを中心にした、書かれている字の意味が書の形から伝わってくるような圧巻の書の数々。
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この迫力! |
特別な知識がないボクでも、すべての人がもつ可能性や努力、集中力、見返りを求めない優しさの素晴らしさなど様々なものを感じました。
たびたび出てくる「月」という字がどれも細長く斜めになっているのが、翔子さんの月のイメージは丸い月じゃなくて雲の細長い切れ間から覗く月明かりなのかな~、と想像する楽しさがあったり、作品によって署名の書風が違うのも面白いです♪
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これもイイ! |
入り口に翔子さんのお母様の言葉として「障害のあるお子さんをおもちの方にも見て欲しい」というようなことが書いてありましたが、それも分かる気がします。
1月14日までです。大人1200円。これはぜひ!
12月17日と1月1日にはご本人とお母様がいらっしゃり、揮毫と講演があるようですよ。詳しくは長崎歴史文化博物館のサイトをご覧ください。
※会場内の作品はすべて撮影OKです(フラッシュ禁止)