2013年10月12日土曜日

ボールはともだち

10月とは思えない暑さがしばらく続いていましたが、今日は風が気持ちいい秋晴れで屋外で活動するのに最高の陽気ですね。


こんな「スポーツの秋」にうってつけの日にはぜひ、当店新登場のパキスタン製フェアトレード・ボールを使ってひと汗かいてみてはいかがでしょうか。


全てにフェアトレードラベル付き!

あまり知られていませんが、パキスタンは手縫いのサッカーボールの製造で世界シェア70~80%を占めていてその品質は高いのですが、製造現場では児童労働や低賃金での搾取が横行している事実があります。


その流れを変えていこうという動きの一つがこのASPIROのフェアトレードボールで、児童労働・強制労働の禁止や奨励金および価格保証による生産者の経済的発展、生産地の環境保全などが保証されています。


写真左の赤いラインがフットサル用、正面のブルーが小学生用4号球でどちらも3900円、右の黒いラインが公式試合対応の一般用5号球で4900円、バスケットボールは2300円です。

ところで、なぜパキスタンでサッカーボール作りが盛んなのか気になってこの機会にとちょっと検索してみたところ、そのルーツから現状までがとても分かりやすくリポートされているこんな記事がありました。


そのルーツは、インドがサッカーの盛んなイギリスの植民地だった頃までさかのぼり、さらに宗教的な理由もあったんですね~なかなか興味深く、そして児童労働やアウトカーストの人たちの生活を想像すると、フェアトレードの大切さを再認識します。


フェアプレイを、まずはボールから!


なおASPIROとはラテン語で「何かを得るために努力する」というような意味だそうです。