日本人女性・菊本照子さんが代表を務めるケニアのNGO「SCC:Save the Children Centre」が運営する現地の孤児院「マトマイニ・チルドレンズ・ホーム」の中にある職業訓練工房で作られたフェルトのぬいぐるみANIMALくんたちがこちら。
鼻も足も短すぎでしょ(笑) |
孤児を生む最大の原因である周辺地域の貧困を少しずつでも改善していこうと、菊本さんらがシングルマザーを中心とする近隣スラムの女性たちとともに試行錯誤を重ねた末に誕生したこのかわいらしいカラフルなANIMALくんは現地の高級ホテルのみやげ物店でも人気だとか。
このなんともとぼけたキュートな姿でSCCを訪れる日本人ボランティアの女子たちのハートをがっちり掴んだANIMALくんたちは彼女たちを通じて日本でもすでに紹介されてはいたのですが、一人が一日に作れるのは2個ほどということもあり、知る人ぞ知るアイテムでした。
それがこの度、縁あって当店から長崎に初登場(たぶん)。
製造コスト節約のために刈り取られた羊の毛をそのままで仕入れ、自分たちで梳きや染めを行うところから作り始めるとても手間暇がかかったもので、一つ一つに作った女性の名前が書かれた紙がついています。
手に取るとふわふわで、心まで暖かくなってくるようです。今回は試験的な販売のため、種類・数ともに限られていて次回入荷は未定ですので、気になる方はぜひこの機会に。
象・キリン・シマウマ・サイの4種類で、一つ1500円~2100円です。
ちなみに「マトマイニ」とは現地の言葉で「希望」という意味だそうですよ。