昨日一昨日は連休で話題の映画2本、「ダンケルク」と「エイリアン:コヴェナント」を観てきました。
「ダンケルク」はドイツ軍の猛攻により北フランスの港ダンケルクに追いつめられた英仏連合軍30万人が民間の漁船などの協力のもと、ドーバー海峡を越えてイギリスに撤退したWWⅡの史実をクリストファー・ノーラン監督が映画化した戦争大作。
浜で船を待つ兵士の1週間、ダンケルクへ向かう民間船の1日、空から支援する英軍戦闘機の1時間、という時間軸の異なる3つの視点から描くノーラン監督らしい凝った演出は緻密でよく出来てました。
ただ、海と空のブルーが強調される映像が美し過ぎるのと、陸海空から攻められているのにほとんど血が流れない描写は、きっとノーラン監督の矜持なんでしょうが生々しさには欠けてて戦争の怖さは体感しにくかったかな・・
トム・ハーディ演じる英空軍パイロットはカッコよかったです。ほとんど顔出ないんですけど(笑)役がオイシイ(笑)
感動するかどうかは人によりそうですが、とりあえず映像だけでも一見の価値はアリでした。
「エイリアン:コヴェナント」はご存知エイリアンシリーズの最新作で、「エイリアン」の前日譚である「プロメテウス」の続編になります。
未知の惑星でエイリアンに襲われる宇宙植民船のクルーたちの恐怖と絶望、そしてエイリアン誕生の真相を描いてますが、もうツッコミどころが多くてメチャクチャ(笑)
全部お前のせいかーい!(笑)みたいな。
いや、でもホラーもありアクションもありで「プロメテウス」よりは好きでしたね。ヒロインがあんまり魅力的じゃないですけど・・・
とりあえず、今作でもまだ1作目の「エイリアン」にはつながってないので、次回にまた期待です。次はどんなメチャクチャさになるのか(笑)
それにしても、来月は「ブレードランナー2049」も公開ですし、30年以上経ってもまだ愛されているSF映画のオリジナルを2本も作ったリドリー・スコット監督はやはり天才ですね。
来月が楽しみです。「アウトレイジ最終章」もあるんだよコノヤロー!(笑)