2012年4月20日金曜日

ロゴのお話

前回は当店のキャッチフレーズについて書かせていただきましたが、今回はそのキャッチフレーズをデザインに取り入れた当店のロゴマークについて。


画像は前回の投稿をご覧いただければ幸いですが、当店のロゴマークは紙のショッピングバッグと、それを取り囲む2本の矢印、そしてその周囲に「WE GOTTA DO SOMETHING FOR CHILDREN & FUTURE」の文字、というデザインです。




紙袋を使ったイメージは、「お買いものが国際協力になる」という、フェアトレードのもっとも重要かつ楽しい部分をシンプルな図案にしたいと思ってボクが決めたのですが、思いついた時点では文字通り素人の思いつきの域を出ないラフななぐり書きだったものを、大学時代からの友人の奥さんが見違えるように完成度の高いものに仕上げてくれました。




それでも最初の段階では現在のカタチではなく、紙袋の周りを文字がグルッと円形に取り囲むだけの今よりもさらにシンプルなものでした。


それを、フェアトレード製品の購入のために訪れた2度目のカンボジアで、ボクがフェアトレードのショップを始める一つのきっかけを作ってくれたアメリカ人カメラマンのアンディさんに見せたところ、「買い物袋だけではただショッピングをすすめてるだけで、買った本人だけが楽しい、で終わるような感じを受ける。フェアトレードは、買った人のお金が作った人を幸せにし、幸せになった人が作るものは買う人を幸せにするようなものになる、っていう循環を表す、リサイクルマークみたいな矢印のようなものが入っているといいと思うよ」とアドバイスをくれたので、確かに!と思い帰国後すぐに再度友人の奥さんにお願いしたところ、最終形となる現在のロゴマークを作ってくれました。




明日(厳密に言うともう今日ですけど)いよいよオープンだというのにロゴマークやキャッチフレーズのお話をさせていただいたのは、何人もの人の協力で出来上がっているこのロゴマークは、デザインや文字の意味だけではなく、その成り立ちも当店を象徴していると思えるからです。




多くの人のご協力のおかげで、1年近い準備期間を経て、明日開店となります。
当店取り扱いの商品を作ってくれている世界各地の生産者の方を含むすべての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。