2012年4月15日日曜日

中村義人さんのLIVEに行ってきました!

記念すべきブログの最初の記事は、昨日14日の夜に行ってきた夫婦川町にあるライブ・バー「MOtion」で行われた中村義人さんのアコースティックソロライブについて。


学校も先生も嫌いで、戦争や差別や貧困のニュースを見るたびに当時バブルに浮かれていた世の中とすべての大人たちに嫌気がさしていた中学・高校時代、怒りと情熱の込められた曲でボクの気もちを代弁してくれたのが同じ長崎出身のバンド・横道坊主でした。

CDを聴き、ライブに行き、「こんなカッコいい大人になりたい!」と憧れていたのが、都会に出て社会人になり仕事に追われるうちにそんな気もちを失くし、あのころ大嫌いだった自分のことしか考えないつまらない人間になっていて、横道坊主の音楽からも遠ざかっていました。


自分の生き方のつまらなさに気がつき、苦しんでいる国・人のために何かできることはないかと考え、調べ、行動した末に自分なりの結論としてたどり着いた「フェアトレードの店」を始めるために20年ぶりに長崎へ戻ってきた昨年、十代の頃を思い出しながらCDを聴いていた時にふと「そういえば横道坊主は今どうしてるんだろう?」と思い、すぐにネットで検索。

そして、今も活動していること、義人さんのソロライブが近々長崎であることを知り、すぐにチケットを予約しました。


その時の会場は大波止の「CrazyHorse」。憧れだった義人さんが今、目の前にいて、ギターを弾き、歌っていることに感激し、そしてちょっと泣いてしまいました(笑)

お話しできるチャンスまであったので、緊張しながらも自分の店を開くための準備をしていることを伝え「がんばってね!」と言葉をもらったあの夜から約半年、ようやくオープンとなる今月20日を前にまた義人さんのライブがあるというので、これは「あの時準備中だった店がようやくオープンになります」と伝えねば!と勝手にテンションをあげ(笑)、行って来たのが昨日のライブです。



横道坊主のVo.義人さん。絵になるなぁ・・・そして、足ながっ!(笑)




ライブは義人さんはもちろん、「MOtion」のオーナーでもある槙友博さんのバンドTATSUMAKIや義人さんのお兄さんのユニット(名前は言えません・・・)も、みんな最高のパフォーマンスで、お客さんもお店の方もあったかく、久しぶりに楽しい時間を過ごしました。そしてまた、ちょっと泣いてしまいました(笑)

バンドの時のクールな感じと違って優しい笑顔が印象的なソロの時の義人さん。温かくて大きな人です。


やっぱり、こんな大人になりたい!