2013年1月31日木曜日

「バレンタイン一揆」上映会@佐世保

明後日の2月2日(土)に、佐世保にあるアルカスSASEBO2階の『男女共同参画推進センター・スピカ』にて、ドキュメンタリー映画「バレンタイン一揆」の上映会がありますので、お時間がおありの方、お近くの方はぜひご参加になってみていはいかがでしょうか。


世界第2位のカカオ生産国であるガーナで、カカオ農園での児童労働の実態を目の当たりにした日本人の女性3人の行動を描いた、『世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE』の設立15周年記念作品。



上映は14:00~15:30と18:00~19:30の2回で、大人は料金1000円ですが中学生・高校生は無料!主催はアースデイさせぼプロジェクトで、西海市にあるフェアトレードカフェ・パオさんも協力されています。



アムネスティ・インターナショナルの2002年の報告によると、西アフリカだけで25万人もの子どもがカカオ生産の現場で働いており、そのうち近隣国から奴隷として売られてきた子どもが数万人おり、全体の6割近くは14歳未満で3分の1は学校に行くこともなく働かされているとされています。


フェアトレードのチョコレートを販売していると、時折お客様から「値段が高い」というお声をいただくことがあります。


強制的な児童労働を行わず、賃金や安全面など生産者の労働環境を十分に配慮した条件の下で作られたカカオを使用し、製造コストを下げるために必要以上の添加物を使うことなくていねいに作った上での値段なのですが、それでも「そんなことよりもとにかく安ければなんでもいい」でしょうか?


バレンタインデーにはどうぞ、『大切な人に贈っても恥ずかしくないチョコレート』をお選びいただければと思います。

そして、世の男性たちには『フェアトレードのチョコじゃないなら受け取らない』という逆(?)バレンタイン一揆を起こして欲しいものですね~。



本来そういうアクションは影響力のある人気男性アイドルなんかに起こして欲しいものですが、タレントさんにとって製菓メーカーは大事なCMスポンサーでしょうから、無理でしょうねぇ・・・



まぁ、個人的には、『その日ハッピーなのはイケメンに限る』バレンタインという風習そのものに対して一揆を起こしたいですけども!(笑)