2016年7月4日月曜日

投票は、よく考えて。

脱原発は、当然のことです。憲法も改正する必要性がありませんし、動物殺処分もゼロの方がいいし、オーガニックが広まるのは望ましいことです。


そして国会議員の中に、どこの政党にも属せず、己の理想と情熱と信念を持って活動し、時に型破りな言動で多くの人に政治への関心を持たせるような役割を果たす人がいてもいいでしょう。


でも仮に、誰にとっても耳触りのいい公約を掲げて、若者に選挙への興味を持たせるようなカリスマ性と行動力もある候補者がいたとしても、その人が、東日本大震災は地震兵器によって起こされた可能性があるという妄想をもっていたり、「障がいを持つ子供が生まれるのは100%親のせい。親は一生反省しろ」というようなことをいう頭のおかしな人の意見を肯定するような人間だったとしたら、そんな人間を国会に送るべきではないと思います。


例えば中学生の頃なんかは、背広を着て、立場を利用し偉そうに振舞う頭の固い加齢臭のしそうな教師よりも、カジュアルなカッコをした、プライベートな悩みも聞いてくれそうなフランクで歳も近くてルックスもいい先生の方が、親近感をもてたり信頼する気になったりしがちですよね。


でも、もう中学生じゃないんだから。


「大人(=政治家)は嘘つき」で、「若くてアツい人」の方が信頼できるというのは、思い違いです。当選のために実現できもしない公約を並べるのは、それはそれで、嘘ついてるのと変わらない。


ボクだったら、もし「当選したらフェアトレードを推進する」という候補者がいたとしても、その人が地震兵器なんてものや「障がいをもつ子供は親のせい」なんて言うことを信じるような人だったら、投票しません。


そんな人がもし、国会議員になり、国を動かせるような立場になったとしたら、どんなに恐ろしいか。


今回から18歳まで選挙権の年齢が引き下げられますが、どうか、若い人たちは特に、ぜひよく考えて投票に行ってもらいたいと思います。


※当店もボク自信も、特定・不特定にかかわらず一切の宗教や政治団体に帰属しませんが、今回はfacebookやツイッターなどで、若い人たちが自分の支持する候補者に対して熱狂的・盲信的になってる投稿が多く見受けられたので、もう少し冷静に考え、慎重に投票していただきたいと思い、ちょっと思いだけ述べさせていただきました。